艦NEXT003 日本海軍戦艦紀伊 初見
エージェントYouだ。
早速1/700スケール「艦NEXT003 日本海軍戦艦紀伊」を検証してみよう。
ふむ。これが今回のMISSIONのアイテムか。
まずは店頭で見かけるパッケージの様子から伺ってみるか。
SFやキャラクターモデルとは一味違い、この箱を手にしただけで少し大人に近づいたような気がするな。パッケージアートは「高荷義之」さんというイラストレーターが描いてらっしゃるのか。調査によるとこの方はフジミ模型製品のみならず、各模型メーカーのパッケージアートをはじめ多くのイラスト作品を描かれている方で、このブログを見ている人の中にはその名を知る者も多いだろう。イラスト集なども発行されているようなので、興味のある人は一度調べてみると良い。見たことのあるイラストも少なくないはずだ。
しかし、実際に建造されることのなかった艦がこうしてイラストの中では海を割り突き進む姿が描かれるというのも、非常に夢と浪漫に溢れはいないだろうか。
さてさて、次に私の目に留まったのはこの枠だ。このキットの特徴が明記されているようだ。
・各部色分けした成型により未塗装でOK
なんと! 戦艦の船体といえば上下に大きくグレーと赤で分かれているからてっきり赤い部分は塗装しなければならないのかと思っていたが、このキットはさらに甲板までもが茶色い成型色になっていて、組み立てるだけでも戦艦らしく組み合がるようだ。
・パーツの合わせが目立たない分割方式を採用
ということは不自然なところに急にパーツ同士の合わせ目の線が見えて興ざめということにならないのか!? これは後日組み立てながら確認が必要だな。
・接着剤を必要としないスナップキット
あの匂いが気になってしまう接着剤を使わずとも組み立てられるというのか!? きっとプラモから離れていたかつての模型少年はスナップキットのことを知らない人もいるはず! これは出戻りモデラーへのアピールためにも知らしめなければ!
・細かい部分の色分けを再現するシールが付属
パーツの色分けのみならず細かいところはシールでカバー! 本当に塗装いらずではないか!!
・喫水線下を外せば洋上モデルが再現できます。
スタンドに置いて飾るもよし、海の上に浮かんでいるときのように飾るもよし、完成後もお好みで展示することができるというわけか。パーツの色分けの恩恵がこんなところにまで活かされているのだな。
ふむ、一つ重要なことを言い忘れていたが・・・私はこの戦艦のことを全く知らず、戦時中の日本海軍にとってどんな存在だったのかを知りたいと思ったわけだ。そしてまさかと思いつつ、付属の「建造手順書(組み立て説明図)」を見てみると・・・
なんと! この艦についての詳細が記されているではないか! これでこの艦のことを知れば思い入れも増すといもの! 建造されることのなかった紀伊を平成に生きる我々が模型という形で生まれ変わらせてやる。確かに戦艦は「兵器」であった。しかしその力強さに憧れてしまうのもまた事実。しかし目の前にある物は「模型」だ。建造して(組み立てて)やろうじゃないか。
つづく…
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